*°春夏タチバナ*°
春夏秋冬>>最終章
春夏タチバナカップル
文化祭から時は過ぎ
受験も間近に迫ってきた季節
と、いうことで
私と秋くん夏那ちゃんと春翔くんで集まって図書館で勉強会を開いています
「もーだめだー…
勉強ができなさすぎるよー」
秋くんに教えて貰いながらしているにも関わらず
1時間前からあんまり進まない問題集をみて
私がそういうと、秋くんが苦笑いした
「理解はできてるのになんで冬羽は出来ないんだろうね」
「うーん…
受験が怖いよ」
こんな私に対して秋くんはメキメキと頭が良くなっていって
今では難関校の医学部は余裕で受かるレベル
きっと本当に医者になりたいんだろうな
「大丈夫大丈夫
もし働いたり進学できなくても俺が面倒見てあげるよ?
なんちって」
秋くんが自分で言った言葉に照れるのがかわいすぎる
いくら冗談でもそんな事言われたら幸せで
本気にしちゃうよ
「じゃあ面倒見てもらおうかな♪」
「あはは!任せなさい」
そんなことを話して幸せを満喫していると
ドンッ!!
と、机を叩く音が突如聞こえた
「本当に自分勝手よね!!」
「それはお前だろうが!!」
そして図書館という場所にも関わらず
そんな大声が聞こえてきた
その声は
目の前にいる、夏那ちゃんと春翔くんなんですけどね