*°春夏タチバナ*°
「じゃあ俺は冬羽のDVD借りについていこうかなー」
そう、秋くんの声が聞こえてきた
うううそ!?
こんな私事に付き合ってくれるの!?
それに2人きりで……!!!
でも、そんなの悪いよね
「そんな、悪いから大丈夫だよ♪」
「いいからー
俺はついていきたい気分なだけだから」
「で、でも…」
「こう言ったら秋は曲げねーぞ
素直に従え冬羽」
私がどうしようか迷っていると
春翔くんからそう言われてしまった
もう、そうなると頷くしかないわけで…
「よ、よろしくお願いします…!」
「はい、それでよろしい〜」
私がお願いすると
そう言って笑った秋くん
秋くんと一緒にいると
これでもかっ!
ってくらい好きが溢れてくるよ…