空は残酷なほどに碧かった
雨上がりのどこまでも透き通る空。
セミの鳴き声をBGMにして、僕は車から外に出て目一杯背伸びをした。

夏は生命で満ち溢れている。
雑草でさえもその小さな両手を伸ばし、空へ空へと近付こうとしている。

空の青と木々の緑のコントラストが美しい。
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