あなたとわたし。
「霜月君!好きです!付き合ってください!」



ああ。神様はなんて残酷なんだ。



ちょっと、ちょっとトイレに行こうとしただけなのに。




何故に告白現場に居合わせてしまうのか。



他人ならば聞こえなかったフリをして通りすぎればいいのだろうけど。



相手は時雨だった。
私の幼馴染みで、学校一のモテ男で、私の想い人。




おまけに告白してる人は美人で有名な浅野さん。



どうしよう。




とっさに隠れて聞き耳をたてている私は変態なのかもしれない。



でも返事が気になるんだもん!



< 2 / 5 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop