万遍の笑み
レイ
「魔法?ネコ?」



俺の頭の中はパニックになる。

いきなり見知らぬ大草原に放り出された挙句、ラルフ帝国だとかいうこれまた知らない国に来てしまい、さらに目の前の少女はネコ化する魔法を見せつけてきたのだ。










レイ
「ここはどこなんだ。
どうして俺はここにいるんだ?」








脳内パニックを起こしている俺しばらくどうすることも出来なかった。








マキ
「どうして桐島君がここにいるかは分からないけど、でもこの北の丘には言い伝えがあるの。」






レイ
「言い伝え?」






マキ
「そう、こんな言い伝え。」




《世界の終焉訪れる時、汝らの元に希望の光現れん。6つの力宿る者、清き心の持ち主ならば世界に平和が舞い戻る。》







ドクン

レイ
「!?」




マキが言い伝えを言い終えた途端、俺の体は急に熱くなりだした。






そして、激しい激痛の最中、俺は意識を手放した。
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