PureLove 真実の愛 (完)
隼人と2人の帰り道。


俺は鞄の中にあるDVDが
気になって仕方ない。


このまま隼人と一緒に
返しに行こうと思った。


「おい…隼人。DVD返しに
行くから一緒に来いよ。
それから送ってくれれば
いいから…。」


「お前は俺の女か?
俺がお前を送って行かなきゃ
いけねぇ理由がわかんねぇよ!!」


「またそんな事言って♪
隼人君.最近一段と冷たい
のね…。プンプン。」


「お前…キモイ。」


「キモイって言うな!!
とにかく先にDVD返しに
行くからな!!
持ってるだけで怖ぇんだよ!!」


「旬……。今日は.ありがとな。」


「な.なんだよ!?急に…。」


「そのDVD…俺と綾瀬の為に
借りて来てくれたんだろ?」


「べ.別に。俺が見たかった
から借りたんだよ!!」


「そんなはずねぇだろ。(笑)
お前お化け怖いくせに…。」


隼人が何かを思い出した
様に笑い出した。
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