PureLove 真実の愛 (完)
隼人の居ない生活に
俺自身.慣れないで居た。


梨子との学校の帰り道いつも
のように手を繋いで歩く。


「旬…隼人…今頃.頑張ってるんだろうね…。」


「そうだな…。必死なんじゃ
ねぇかな…。
今のアイツには何が支えに
なってんるんだろ?」


「やっぱり…心だよ。
隼人も心が本心で言った事
じゃない事.位わかってるよ…。」


「うん…。で?心ちゃんと
連絡取れた?」


隼人が旅立つて一週間程
してから心ちゃんは学校に
来なくなっていた。


梨子も連絡が取れないらしい…。


俺は心ちゃんに何か理由がある
はずだと聞いてみたけど心ちゃん
は何も話してくれなかった。


俺の心の中でずっと
モヤモヤした感情が
渦巻いていた。
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