PureLove 真実の愛 (完)

学校が終わって帰り道｡


｢俺…ヤベェよ…｡｣


｢だから…朝から何が
ヤベェんだよ!?｣


｢俺…運命の女に出会った｡｣


｢はっ?お前.マジな顔して
何言ってんの?｣


｢だから…運命を感じたんだよ｡｣


｢桜井 梨子にか?｣


｢えっ…お前なんでわかったの?｣


｢お前見てりゃわかるよ!!
バレバレなんだよ…｡｣


｢えっ…マジで?｣


｢で?…どうすんだよ｡(笑)｣


｢決まってんだろ!!(笑)
俺.明日からガンガン行くから｡
俺…本当マジっぽいわ…｡
なんかさぁ…胸の真ん中が
ｷｭﾝって痛いんだよ…｡
なんて言うかさぁ…あれ?｣


隼人が俺の遥か先を歩いてる｡


走って追い掛けた｡


｢お前…俺の話しちゃんと
聞いてた?｣


｢聞いてねぇ…｡｣


｢…だろうな｡｣