PureLove 真実の愛 (完)
女達は毎日のように
俺達に話し掛けて来た。


「麻倉君って彼女居るの?」


「彼女じゃなくて俺には
運命の女が居るから!!」


「えっ?運命の女?」


「そ。コイツだから…。」


そう言って梨子の肩を
抱き寄せた。


「俺.梨子以外は考えられね
ぇから…ごめんね!!」


その日を境に女達は俺に
近付かなくなった。


隼人は相変わらずモテモテ。


男の俺から見ても隼人は
かっこいいと思う。


ほんと…コイツをマジにさ
せる女って…どんな女なん
だろう。
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