9月1日【完】
ドンッ。




「あっ、すみませ…って、瀬戸口くん!」




「良かった…まだいた…。」




「あ、あのっ、瀬戸口、くん。私…」




「俺、小崎が好きだ。この前は、避けてごめん」




「私の事嫌いでも…って、ええ!?」




「俺、女子好きになんの初めてで、気まずくて、避けてた。ごめん。」




瀬戸口くんは、照れたように短い髪をかいた。




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