オニゴロシ


「あー、うん……。いや~、俺らいっつも
鬼ごっこしてるじゃん? その、鬼ごっこについての話で、絶対話そうと思ってたのが
あるんだけど……。鬼ごっこしてたら忘れたんだよな……。」


その話を聞いた、他の四人の反応は……


「「「「……」」」」


である。


しかし、一番はじめに龍が復活し……


「鬼ごっこの類の話を、どーして鬼ごっこしたら忘れんだよ……!」


龍のツッコミに、他の三人も復活した。


「鬼ごっこをして、思い出すことはあっても、忘れる事ってなかなかないよねー……」

「普通に考えて……ありえねーだろ?」

「ん? 鬼ごっこをして、思い出すことはあるのか……?」

「疾風は普通じゃないから、仕方ないんじゃない?」

「みんなして、俺を貶すなっ!!」


と、そんな話をしていたらいつの間にやら家の前。


「じゃあみんな、バイバイ! また明日ね! 疾風も思い出したら明日教えてね~」


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