オニゴロシ
「やっぱり、これを持ってきて正解だったな。」
俺はそう言いながら、
鞄の中からゴミ袋を取り出した。
「え〜?そんなの持ってきてたの〜??」
た、美月が感心したようにそう言った。
「あぁ。
こいつらが、早めに来て
お菓子を食べているという事じたい、
俺の中では、想定内だ。
まぁ、この食べ終わった量は、
想定外だったが‥‥‥。」
俺はそう言いながら、
食べ終わっているお菓子の袋を
どんどんとゴミ袋の中に入れていく。