オニゴロシ
璃衣奈、龍、拓海、疾風が何故、
こんなにも機嫌が悪いのか‥‥‥。
それは、数分前に遡る‥‥‥。
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晴司がゴミを捨てに行った。
「も〜!羅々瀬に璃衣奈〜!!
どーやってしたら、二人であんな大量に、
お菓子を開けられるのよ〜!!」
という、美月の言葉から始まった。
「は?璃衣奈?」
蒼馬がそう言うと、
その声に反応した璃衣奈が、
「は?なんで蒼馬がここにいるわけ?」
と、眉間にシワを寄せながらそう言った。