オニゴロシ


璃衣奈、龍、拓海、疾風が何故、

こんなにも機嫌が悪いのか‥‥‥。

それは、数分前に遡る‥‥‥。


―――――――――‥‥‥‥
―――――‥‥‥


晴司がゴミを捨てに行った。


「も〜!羅々瀬に璃衣奈〜!!
どーやってしたら、二人であんな大量に、
お菓子を開けられるのよ〜!!」


という、美月の言葉から始まった。


「は?璃衣奈?」


蒼馬がそう言うと、

その声に反応した璃衣奈が、


「は?なんで蒼馬がここにいるわけ?」


と、眉間にシワを寄せながらそう言った。


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