下剋上しまーす!
すると、教室のドアによっかかり少し悲しそうな顔をした優がいた。
「あ、優兄!
どしたの?」
莉茉が嬉しそうに優に駆け寄る。
「はぁ……。
コレ」
そう言って優が渡したのはピンクのお弁当箱。
「あ!わたしの!」
「そう…。
莉茉の持ってる弁当箱、俺の。
返して?
持ってくるの恥ずかしかったんだから…」
顔がまだ赤い優は、少し顔を抑えながら、お弁当を渡す。
「ごめんごめん。
朝バタバタしてた!あは!
優兄、許して?」
「はいはい。」
「ありがとう!!」
莉茉の頭を優しくなでる優。
「「「
美男と美女!!!!!
癒しだ…!!!!!!!
目の保養…!!!!!!!」」」