下剋上しまーす!
「あれ、そうだっけ?
まぁまぁ、とりあえず莉茉ちゃん、殺気を抑えて…抑えて。
理事長さんの目が瞬きしなくなっちゃったよ?」
「あんたさ、さっきからからかってるでしょ?!」
「うーん、五分五分かな?」
「…プチッ。
帰る」
莉茉がリュックを持って扉に向かう。
「あぁ!!!嘘うそ!
ごめんて!
でもさ、もうこれ決定事項で国に提出しちゃったから、変えられないんだよね〜!
そしたらさ、俺これでも世界No.1だから国の人とか、見物客くるらしーんだよね〜!」
「へー、それで?」
「だからさっ!学校でやろ?!」
「それじゃあ、学校であんたを殺していいって言ってんだよ?君が言ってることは!」