下剋上しまーす!
「あー、そっか!
じゃあ、下剋上はいい。
違う日、違う場所にしよう。
でもさ、莉茉ちゃん。
コレに勝てると、願い事叶えられるよ」
「別にどーでもいいわよ。
優兄が勝つから」
「残念ながら、優先輩など3年生は受験を控えてるから参加出来ない。
だから、俺が勝って莉茉ちゃん姫にしてもらおうかなと思ってな」
「あんた…そうやって、莉茉を参加させようっていうの!?
汚いわ!考えが汚い!
そして、まだ姫のこと諦めてなかったの!?
いい加減諦めなさいよ!!
莉茉が姫になるなら総長と姫の位置が逆転でしょ!」
「逆転かー、それは面白い!
それより、」
「それより、じゃない!
こっちの方が大事だってば!
っというか、その願い事無しだからね!?!」