下剋上しまーす!
「ま、あと3日前じゃん?
楽しもーよ!
みんな鍛えてるんでしょ?
俺たちの成長ぶりを見て欲しいね」
「へー、ほー」
「莉茉ちゃん…」「莉茉…、興味ないって顔してるわよ」
莉茉は、ニコッと笑顔に戻し
「なんでもないよ?ふふふ?
え〜?興味?
うん、全くもって無いよ!」
冷たーい殺気が、春希と沙耶と圭の背中を通っていった。
「あーはは、何か寒気がする…」
「わぁ、それは風邪引いちゃったのかな?
早くお家に帰りな?春希くん♡」
「う、うん…。
そうするよ……。
ばいばい」
冷たーい寒気とともに夜がすぎていく。