下剋上しまーす!



震える身体を押さえつけながら、副総長の天竜は命ずる。


「お、落ち着け!!お前ら!!


蒼竜に言われただろ!!!



俺がいなくても、動揺せず自分を持てって!!!!」


ハッとし少し落ち着きを取り戻す蒼水蓮。


「雷翔…何か分かったか…」


優こと黒竜は、冷静に雷翔に問う。


「蒼竜の近くに、スタンガンが2個落ちていた。










今までの中でスタンガンを使ったのはたった1つの族のみ」


「まさか…」

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