下剋上しまーす!
「てかじゃあさ、雷翔気絶してるし?
これってやっぱり俺の勝ちでいいんだよな?」
「…どっちでもいいから、早く帰らせてくれ…」
「帰りたいって言うけど仕事そんな溜まってないじゃん?天竜君よ」
「うるせぇ…!
俺は早く帰って寝たいんだよ…!
朝からしょうもない母校の学校行事に呼び出されて…」
「えー?そういうこと言っちゃう?
内心少し嬉しいんじゃないの〜?
だって、大好きだった保健の先生に会えたじゃん?」
「なっ…!!!
おまっ…バカ!!
言うんじゃねぇ!!!」
「あっは、純粋〜!
顔真っ赤〜!!
良かったね、LINE交換できて!
いつデート誘うの?
全部、ちゃーんと教えてね?」
「…てめぇ…調子乗りやがって…。
いいから、先進めろってば!」