下剋上しまーす!


「なんか、嬉しそうだね、蒼竜」


桜竜の言葉に天竜が頭を優しく撫でる。


「当たり前だろ。

だって、俺達が無名なのってお金がないから…それだけだぜ?


財閥の力がないから、俺らは勝ち上がっていけなかったんだよ。



本当は、春竜、美竜の代で世界No.1にしたかったんだけどな。



でも、世界No.1になったからにはいろいろと忙しくなるぞ?



桜竜も力をつけて、強くなれ!


そして、蒼竜を追い越せよ?」


「うん!」

< 244 / 346 >

この作品をシェア

pagetop