下剋上しまーす!


「そういう、独占欲強い男…嫌われるよ?」


「お、お前に言われたくねぇよ!!」


「だったら、お願いしてもいいよね?」


「はぁ!?
なんで、そうなるんだよ!?」


「まぁまぁ、3人とも落ち着いて?


まずは、莉茉。

ちゃんと伝言を伝えなかったのは悪いこと。
次から気をつけること。いい?」


「は〜い…。」


「次は、圭。

確かに莉茉も悪いけど圭も悪い。

家が近いんだから別に直接頼みに来ればいいでしょう?

あと、別に私の手料理なんか誰が食べたっていいでしょう?

減るもんじゃないし」


「…嫉妬しちゃ悪ぃかよ」


耳を真っ赤にしながらそっぽを向く圭。

< 287 / 346 >

この作品をシェア

pagetop