下剋上しまーす!
「そういう、独占欲強い男…嫌われるよ?」
「お、お前に言われたくねぇよ!!」
「だったら、お願いしてもいいよね?」
「はぁ!?
なんで、そうなるんだよ!?」
「まぁまぁ、3人とも落ち着いて?
まずは、莉茉。
ちゃんと伝言を伝えなかったのは悪いこと。
次から気をつけること。いい?」
「は〜い…。」
「次は、圭。
確かに莉茉も悪いけど圭も悪い。
家が近いんだから別に直接頼みに来ればいいでしょう?
あと、別に私の手料理なんか誰が食べたっていいでしょう?
減るもんじゃないし」
「…嫉妬しちゃ悪ぃかよ」
耳を真っ赤にしながらそっぽを向く圭。