下剋上しまーす!


「え〜やだ〜!


だって、ろくな話し合いしないじゃん!


どうせ、地道に招待状作るとかうんとかすんとか、ブーブーブー!」


「沙耶ちゃん

ご飯、莉茉のこととか考えずに気楽に作っていいからね?


じゃあ、莉茉のことちょっと拉致るね?」


「はーい!」


「スルーするなー!!!」


優は莉茉のことをヒョイと持ち上げると莉茉を連行する。


「ゔゎわぁぁああん!!」


「うるさい。


いいから、招待状の内容を考えろ」


「分かってる。

あくまでバレないような文章にするんだろ」


「あぁ、そうだ。

でも


どうするつもりだ?この後」


「どうするも何も俺たちのしたいことは、元々ただ1つだろ?

それを遂行するだけだ」


「そうだろうと思った」


「俺は明日、学校で集会を開く」


「…手短にしろよ?」


「気分次第だな」

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