下剋上しまーす!
「結翔!
お願いがあるの!
神鬼雷がわたしたちの存在に気づいたらしいんだよね。
それで、今頑張ってハッキングしてるみたいなんだけどさ、
ロックを神鬼雷がギリギリ解除できるくらいまで緩めてくれない?」
「えと…、なんで?」
「わたしがいない間に、
蒼水蓮を攻撃されたらいくらあの仲間たちでも、少し大変だと思うの。
それにね、神鬼雷は
わたしが…
この手で潰したいの…!
分かってくれる?結翔」
「…うん。分かったよ」
「ありがとうね、結翔。
絶対におねーちゃんが、結翔のこと守ってあげるから…!」