同居なんてありえないッ。
ハニートーストでも作ろうココアも作って…
よし…出来た。私の分だけ

「俺の分はー?」

「知らない」

すると加澤が黙り込んだ、振り向いてみるとその隙にハニートーストが

パクッ

「あめぇ…」

ちょっと渋い顔してる。甘いの苦手なんだ、

「あたりまえじゃない、ハニートーストなんだから」

椅子に座り食べかけの部分から食べると
加澤がニヤニヤしながら

「間接キス…だな?」

と満足気に言っているが、間接キスなんてそんなのしょうがない。

「そうね」

といい顔色は変えずに食べ続けた。
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