同居なんてありえないッ。
お母さんから貰ったこの髪の毛…
ミルクティーに近い色…この髪の毛はお母さんの唯一の形見かな。お父さんからはこのネックレス…
二年前……
ゔっ…。あ…たまが…いたい…
思い出すと思い出すほど頭が割れそう…
「いった…」
思い出すのは辞めよう、こんなのは慣れてるけどやっぱ痛いな…あたま…あの事があってから全然人と関わらなくなったなー
「琴香ちゃーん??まだなのー?ココア冷めちゃうよー?」
あ、行かなきゃ…
「今行くね…」
階段を降りてリビングにでた…
「琴香ちゃん、おはよ!」
相変わらず元気だね。
「おはよう」
ココアを飲み切り学校へ行く
「おばさんいってきます」
すると…
「あ、待って今日アルバイトあるの?」
と聞いてきた、ないけどどうしたんだろう。
「ないよ、」
そういうとなぜかホッとした表情と泣きそうな表情が混ざり合わさっている表情で
「今日大事な話があるの…早めに帰ってきてね…」
と小さめの声で言い出した。
どうしたのかは放課後わかることだしまあいいか
「うん、じゃ。」
今さっきとはうってちがい凄い元気いっぱいに
「いってらっしゃいっ!!」
とゆってくれた。