微笑んだ先に咲く花
空は頷いた私を見て満足そうに笑って
「じゃあ寝ようか?」
「うん…でもお風呂とか」
「明日の朝入ればいい」
そう言って部屋に1つあるダブルベッドに座った
「おいで、慎」
手を広げて私を呼ぶ
「…一緒に寝るの?」
「ベッド1つしかないでしょ?ほら、おいで、しーちゃん」
昔と同じように優しく笑いかけてくる
「恥ずかしいから嫌…」
途端にシュンと手を下げる空
「…わかった、寝よ?」
私は大人しく空の腕の中に入ってダブルベッドで寝た