Cherry
──ピンポーン♪
「はーい! 」
インターホンを押すと美優のお母さんが出てきた
「悠斗君、いつもありがとうね
あっ、美優部屋に連れていくね
悠斗君もあがっていって」
「ありがとうございます!
美優なら俺が部屋まで連れていくから大丈夫です」
美優のことを部屋に連れていったら、再発の可能性が高いということも伝えないと……
「悠斗君、ありがとう!」
俺は車で寝ている美優を抱き上げて、美優の部屋のベッドにそっと降ろす。
再発していたら俺が絶対治してやるからな
そう心に決めて美優のお母さんがいるリビングまでいく