Cherry
次の日……
「…やだっ!! グスン ヒクッ
点滴しないの……」
「ダメっ!!
そんなわがまま知らないから
早く手を出して!!」
「グスン 意地悪悠斗!! ヒクッ」
悠斗のことが大好きでも強い副作用が出る薬なんて絶対にやだー!!!!!
それなのに、悠斗は泣いているのおかまいなしに点滴を持って近づいてくる
「グスン……やめて、来ないでよ
痛いのも辛いのもやなの!! ヒクッ
やっぱり悠斗は私のこと嫌いなの?」
「全く……何回言ったらわかるんだ!!
俺は美優を守るために無理矢理でも治療するってずっと言っているだろ。あきらめて腕を出して」
そう言って、腕を掴んで点滴を打たれる
「痛っ!! グスン ヒクッ」
悠斗のこと好きなのにそっぽ向いてしまう