Cherry
「悠斗、辛いかもしれないけど、お粥食べて
何か食べないと風邪よくならないから…」
「ごめん…動きたくない…」
悠斗は力なくそう言った
辛くて食べたくない気持ちはよくわかるけど体力もたないよ。
ベッドの近くに置いてあったお粥を手に取った
「じゃあ口開けられる?
私が食べさせるから」
そう言って、スプーンにお粥をすくって悠斗の口まで運んだ
すると、悠斗は食べてくれた
「食べられそう…?」
「…ああ、」
悠斗がそう言ったので、また口にお粥を運んで食べさせた
「美優、ありがとな
美優が食べさせてくれたおかげで少し元気が出てきたよ。
眠くなってきたから、少し寝るな」
「うん、じゃあ私は部屋に戻るね」
そう言って、部屋に戻った
悠斗の風邪早く治ってほしいなぁ…
そう思いながら一日を過ごした