お隣さんのキケンな誘惑




そして二日後、俺が残業をしている時に勇太から電話が掛かった。


俺は席を立つと喫煙室に向かった。


「もしもし?」


(あっ、雅紀?まだ仕事中だったか?)


「ああ、どうした?」


(どうした?じゃねぇよ!芽衣ちゃんの指輪のサイズ聞かなくてもいいのかな〜?)


そうだ!勇太に頼んでいたんだった。
まてよ…確か勇太もプロポーズしたんだよな?


「知りたいです!てか勇太はプロポーズはどうなったんだ?」


(すげぇ喜んでくれて泣いてた!アイツのそんな顔をみたら一生幸せにしてやるって改めて思ったよ!)


マジか…メーも喜んでくれるかな?
俺は勇太から指輪のサイズを聞いて、早速、ジュエリーショップに休みの日に行くことにした。


俺は仕事が終わると急いで愛するメーの元へと帰って行った。




「ただいま!」


「お帰り!」


メーの家の中に入るといい匂いがして更にお腹が空く。


中に入ると料理がテーブルに並べられていて、食欲がわく。


二人で一緒に食べてる時に俺はメーに言った。


「来月のメーの誕生日の日は俺も休み取るからメーもとっておいて!デートしよ!」


「うんっ!わかった!」


メーは嬉しそうに返事をしてくれた。
マジで可愛いやつ。


もしメーは俺がプロポーズしたらどんな反応してくれるんだろうな…。


勇太も上手くいったし、俺も上手くいくよな?





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