お隣さんのキケンな誘惑




最近はメーの家にそのまま泊まって朝に自分の家に帰って着替えて会社に行く生活を送っている。


一緒に寝てるのに、風呂だけは一緒に入ってくれないけどな。


それにメーは俺をよく抱きまくらにして寝てる。
初めて出会った日の夜、同じように抱きまくらにされて耳朶をパクパクされたのも懐かしい。


今は当たり前のように一緒に寝てるんだもんな。


「そう言えば智子から聞いたんだけど、勇太さんからプロポーズされたんだって!
智子の誕生日の日だったのもあって、いずれは結婚するつもりでお互いが同棲を始めたけど、まさかプロポーズをされるなんて思ってなかったみたいで嬉しくて泣いちゃったんだって!」


「そうなんだ?今度、二人をお祝いしてあげなきゃな?」


「うんっ!」


だけど俺も来月のメーの誕生日にプロポーズするんだけどな。


智子ちゃんはメーには黙ってくれてるからメーは知らないけど。


それよりも先ずは指輪が先だよな?


早く休みにならねぇかな…。


俺は仕事が休みの日が待ち遠しかった。






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