お隣さんのキケンな誘惑




「これは?」


「ああ…実はメーにプレゼントが2つあるだ、はいこれは誕生日プレゼント!」


そう言って俺はネックレスの箱をメーに渡した。


「ありがとう!まずはこれから開けていい?」


「ああ!」


メーはネックレスの箱を開けると目を輝かせて喜んだ。


「うわぁーありがとう!さっそく付けたいから雅紀がつけてくれる?」


「ああ!」


俺はネックレスを手に取り、メーの首に付けた。


メーの喜んでくれる顔をみたら、もう覚悟を決めてプロポーズする事に決めた。


「こっちの箱も開けてもいい?」


「その前に俺の話を聞いてくれるか?」


「うん?」


俺は深呼吸をしてメーの顔を見つめた。


「俺さ、メーの笑顔が好きで、これからもずっと隣でメーの笑顔を見ていたい!
俺がこの先もずっとメーを幸せにする!
だから俺と結婚して下さい!」


俺はメーに気持ちを伝えた。


するとメーは驚いたのか目を見開いた。
俺はメーの持ってる指輪の箱を取り、開けて中から指輪を取り出した。


「メー、返事は?」


「私も雅紀とずっと一緒に居たい!
これからもよろしくお願いします!」


返事を聞いてメーの左手を手に取り、薬指に指輪をはめた。


その瞬間にメーは泣き出して、そんなメーを俺は抱きしめた。




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