お隣さんのキケンな誘惑
「誰だよお前、邪魔すんな!」
「嫌がってんだろ?なぁメー」
「はっ!?知り合い?」
「知り合いもなにも俺の女だけど?
人の女に手を出すなんて随分だな?」
そう言って久藤さんはタバコに火を付けて吸いだした。
「この女が誘ったんだ、それに彼女なのに合コンに行ってるような女だぜ?」
「だから何だよ…合コンは仕方なく行くって連絡きてたし、場所も聞いてたから仕事帰りにこの近くにいたから連絡したら出ないし、たまたまこの道を歩いたらあんたが芽衣をレイプしようとしてたんだろ?
人の事よりあんたがしようとした事は犯罪だぞ?
それよりもお前…人の女に手を出して覚悟は出来てんだろうな?あぁっ!!」
ジャー
ドスのきいた声に健はビビったのかお漏らしをしてしまった。
「何?ビビって漏らしてやんの!」
そう言って久藤さんはスマホで健の写真を何枚も撮った。
「今からツイッターであんたの写真を載せようかなぁ!」
「す、すみません!勘弁して下さい。」
そう言って土下座して謝りだした。
「謝る相手が違うだろうがっ!
芽衣に謝れっ!」
「はぃぃ!申し訳ありませんでした。」
そう言って健は走って逃げていった。
「大丈夫かメー!」
「うん…」
もし久藤さんが居なかったら今頃私…
そう思うと怖くなり私は震えてしまった。