お隣さんのキケンな誘惑
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あれから二回程、佐藤さんと仕事帰りに飲みに行った。
やっぱり佐藤さんはノンアルコールだったけど。
そしてたまたま佐藤さんと休みが合い、明日は朝からデートする事になった。
私はいつものように仕事が終わり家に帰ると夕食の準備をした。
久藤さんがそろそろ来る時間だと思い唐揚げを揚げ始めた。
唐揚げ丁度出来た時にインターフォンが鳴った。
私は玄関に向い扉を開けた。
「ただいま!」
「お帰りなさい!」
そう言って久藤さんを中に上げて私はキッチンに向いお皿に唐揚げを盛りつけた。
テーブルに料理を並べて二人で「いただきます」と言って食べた。
久藤さんは唐揚げを美味しそうに食べている。
この瞬間だけは子供みたいに思えて何だか可愛く感じる。
それ以外はいつも私をからかったりして意地悪だけどね。
だけど食べてる時は本当に美味しそうに食べてくれるからこの時だけは私も嬉しかったりする。
私は遅い時間だからご飯は軽めにしてみそ汁と昨日の煮物と漬物で食べた。
久藤さんはそれプラス唐揚げにサラダを食べてるけどよく食べる。
だけど全然、太らなくて羨ましいとも思った。
私はそんな事を思いながら久藤さんが食べてるのを無意識にじっと見つめていた。