お隣さんのキケンな誘惑



✱✱✱



「さ、佐藤さん!も、もう無理っ!」


「あんなに激しく動いたんだしまだまだイケるでしょ?」


「こ、これ以上は食べれないですよ!」


私達は公園を出た後に向かったのは焼肉店だった。
動いたんだしスタミナ摂りましょう!と佐藤さんは言ってたが、もう私の胃袋は限界に達して悲鳴をあげていた。


「ふふっ、冗談ですよ!俺が残り食べちゃうんで少しお腹を休ませといて下さい。」


そう言って佐藤さんは残りのお肉を食べ上げた。


焼肉店を出て車に乗っても私のお腹はまだ苦しかった。


「まだ時間もありますし、ドライブにでも行きませんか?」


「はい!」


佐藤さんは車を走らせた。


すると高速に乗ったから何処まで行くのか聞いた。


「何処に行くんですか?」


「高速と言えばSAがありますよね?」


「はい。」


「SA巡りしようかなと思いまして。
最終的には戻りますけど、こんなデートもいいかなとか思いまして。」


何だか佐藤さんって変わってる。
でも佐藤さんらしいのかもしれかい。
だけどいざ、SAに行ってみるとさっきまでお腹いっぱいで苦しかった筈なのに、SAにしかない限定のソフトクリームとかあってその誘惑に負けそうになった。




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