お隣さんのキケンな誘惑



ご飯を食べ終わると、二人でビールを飲んで久藤さんは自分の部屋に帰っていった。


明日は十時に家を出る事に決まった。


私はお風呂から上がると明日に着ていく服を選んでいると寝るのが遅くなり、朝に目覚めると9時半だった。


慌てた私は顔を洗い歯磨きを済ませると、久藤さんに電話をした。


(もしもし?)


「すみません!少し寝坊しちゃって…十時半には用意を終わらせるんで、終わり次第、久藤さんの所に行きます!」


(ははっ!急がなくていいからゆっくり用意していいからな?)


「ありがとうございます!」


私は電話を切ると急いで用意をした。
どうにか用意も終わり、久藤さんの玄関前に立ち、インターフォンを押した。


久藤さんが玄関から出てきた。


か、カッコイイ…ってそんな事よりも


「遅れてすみません。」


「気にすんなよ!さっ、行こうか!」


そう言って二人でマンションを出た。


私は久藤さんの車に乗って映画館へ向かった。




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