お隣さんのキケンな誘惑
「ちょっと待てよっ!」
雅紀は私の腕を掴んで言った。
「触らないでっ!」
だけど私は雅紀の腕を振り払った。
「泣いてんのか…?なぁメー、ちゃんと自分の気持ちを俺に話してくれないか?」
私は涙を流しながら言った。
「雅紀は私にキス以上はしてこなくて、女として見てもらえないのかなって不安に思ってた。今日だって自分から積極的にキスして私なりに誘ったつもりだったけど、雅紀はそれを流してそれ以上はしてこなかったしやっぱりショックで、だけど仕事も忙しくて疲れてるかもしれないし、焦らなくてもいいっと思った。
だけどさっき勇太さんが雅紀は昔は遊んでて、来る者拒まずだったって聞いた時に、好きじゃなくても女の人を抱いてたんだと思ったら、私は彼女なのに好きだと言ってくれたのに、本当はそうじゃないのかもしれない、やっぱり私には女としての魅力がないかもしれないって思ったの。」
私は自分の気持ちを雅紀に伝えた。