お隣さんのキケンな誘惑
確かに雅紀に触れてほしいと思った。
今日だって積極的に私からキスだってしたし、その先も望んでいた。
だけどこうして服まで脱がされちゃうと恥ずかしくて、心の準備が出来ないでいた。
初めてじゃないのに…
だけど雅紀の手は止まらなくて、遂にブラのホックを外され、ブラを剥ぎ取られた。
その瞬間に私は腕を胸にやり隠した。
「何やってんの?」
「だ、だって恥ずかしい…それに…」
「それに?」
「私…実は初めてなのっ!」
すると雅紀は一瞬、目を見開いた。
「クックッ…笑わかせんじゃねぇよ!
まじ可愛い冗談だな?
そっか…じゃあ初めてなら優しくしないとな?」
そう言うと雅紀は先程と違って、優しくキスをした。
キスをしていると、胸を隠していた私の腕は、雅紀の背中に回していて、やがて雅紀の唇が首筋に降りてくると、私の口から甘い吐息が漏れた。
さっきまで恥ずかしかったのに、今じゃ雅紀の愛撫に体が刺激され反応して声が出る。
「芽衣、愛してる…」
「私も…」
その瞬間に私の中に雅紀の温もりを感じた。
凄く幸せで、重なり合う肌の熱が、私の名前を呼ぶ声が、全てが愛しくてたまらない。
指と指を絡め、握る力が強くなり
「芽衣っ」
「…雅紀っ…あっ」
その瞬間に私達は二人で果てた。