悪魔のささやき

みくる「もうすぐ...」

私は由紀を学校の屋上によびだした


ガチャ


由紀「あ...みくる!大丈夫?」

みくる「ええ...とてもいいわ。由紀のおかげでね...」

由紀「え?どうしたの...」


みくる「由紀...なんで輝と楽しそうにデートなんかしてたの?」


由紀「みくる...あの時見てたんだ...最初から」

みくる「おそろい...なんで由紀と輝がおそろいの物買うの?」

由紀「それは...違うの!」

みくる「輝と付き合ってるのは私なんだよ!!?なんで輝と由紀が一緒にいるの!デートなんかして、付き合ってないのに!」

由紀「あれはデートなんかじゃなくて...っ!」

みくる「いいわけなんか聞きたくない!!」


私は思いっきり由紀を殴った


ドサッ


由紀「あの時は...輝くんに、みくるの誕生日プレゼントを一緒に選んでって言われただけなの...
だから...デートとかじゃないの」


どうしよう



どんどん

心が黒くなっていくみたい


みくる「なんで私の輝に近づくの。なんで私の輝の横で笑ってるの。そこにいるのは私のはずなのに。
由紀は彼女でもないんだから私の輝に近づかないでよ。
プレゼント?あんたが一緒に選んだものなんてうれしくもない。
私は輝がいればよかった。でも...でも、あんたのせいで!!!」


由紀「み...くる」

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