キャッチボール
学校に着きやっぱり私の足はグランドで止まって練習をみていた。
すると、ノリヤが気付いて手を振って
「補習がんばれやぁ」と叫んだ。

私は恥ずかしくけどうれしくて
「うん。ノリヤも練習がんばんなよ。」
と言い手を振替して教室へ行った。
お昼までの補習はすごい早く終わった。
チャイムと同時にお弁当を持ち昇降口に行った。
ノリヤはまだ練習が終わってないらしく来ていない。
少し待っているとスパイクでコンクリートの上を歩く音が聞こえた。
ノリヤが走ってきた。
「ごめん、待たした。練習長引いちゃって。」
とノリヤが息を切らして言うー。

「全然待ってないょぉー。はぃ。お弁当だょー。うまいかわからんけどねっv(^_^)v」
走って来てくれたことが嬉しくて待ってたことを忘れていた私は笑顔てお弁当を差し出した。


「うわぁー量もあるしうまそーありがとな。補習終わったらグランドの上で待ってな。ありがとな。俺戻らないといけないからごめんな。」
と申し訳ないように言った。
「わかった。待ってる。練習頑張れ」
と言い私はついノリヤに近付き
「頑張れる魔法かけるから目つぶって。」
と言った。
ノリヤは不思議そうに目をつぶった。

私はノリヤに近付き背伸びをしほっぺに軽くキスをし
「午後もがんばんだぞ。」
と言った。
ノリヤはポカーンととしていたが、
「ありがとな。頑張ってくるから。」
と私の髪の毛をクシャクシャにして走って行った。

午後の補習も早く終わった。
< 11 / 15 >

この作品をシェア

pagetop