キャッチボール

次の日

２人が願ったのか
外は雨降りだった。
私はﾉﾘﾔにメールを送った。

《おはよ。今日雨降りだね＊練習はあるの？》

するとすぐﾉﾘﾔからメールがきた。

《さっき、監督から電話きてなくなったて。昨日の約束覚えてる？》

《覚えてるょ。どこに連れて行ってくれるの？》
と聞く。

《いいから、後一時間後に迎えに行くから(*⌒-⌒*)》

というメールで終わった。

私は早く用意をし
ｼｮｰﾊﾟﾝにﾁｪﾆｯｸを着て
髪をふわっとさせた。
一時間後家のチャイムが鳴った。


お母さんが私を呼ぶ声がする。
「ﾉﾘﾔくんが迎えにきたわょ。今日デートだったらお母さんに言えばいいのに。」

笑いながら走って来た私を見ているお母さんを横目にﾉﾘﾔに
「ごめんね。うちのﾏﾏうるさくて。さぁ行こうょぉ。」
と足早に家をでた。

私が傘をさそうとするとﾉﾘﾔは
「傘は１つでいいの。」
とﾉﾘﾔはさしてきた傘を開き私の手を引いて傘のなかに私を入れた。
私がﾉﾘﾔの顔をじっとみてると

「照れるじゃん」
と言い私の髪の毛をくしゃくしゃとした。

30分くらいしたらあるところへついた。