キャッチボール

私の魔の補習が終わり外は夕日になっていた。
１人で帰るのかと私へこみなぜかグランドに足が向いていた。

グランドへ行くと練習が終わったみたいで野球部員はグランドを整備していた。
立ち止まり私は少しみて帰ろうとすると背が高い子が近づいてきた。
「なぁ、お前１人だろ～。すぐ整備終わるから一緒に帰ろうぜ。」
ﾉﾘﾔだった。私が返事しないうちにﾉﾘﾔは整備に戻っていった。

私は半信半疑で待っていた。そして、20分がすぎた頃、練習着にスポーツバックを肩からかけ自転車を押したﾉﾘﾔが来た。
そして
「待たしてごめんなぁ。さあ帰るぞ-!」
といい、突っ立てる私の頭をポンと叩いて歩き出した。

私が補習じゃなかったらあなたとは出会わなかったね。

不思議な２人の帰り道が始まる。