キャッチボール
ノリヤは私を家まで送ってくれた。
家の前で自転車を止め、カゴに入ってた私の荷物を私に渡して、恥ずかしいそうに
「なぁ、お前よかったらアド教えてよ。」と言った。

私は
「いーいょ。てか、私の名前をちゃんと呼んだら教えましょぉ。私はお前じゃないから。」
と少し意地悪した。

すると、顔を真っ赤にしながらノリヤは
「アリナ、アド教えてほしいな。」と言った。
私はそんな照れているノリヤが可愛く見えた。
私はケータイを取り出し
「赤外線ついてる?私送るから。」といい送信した。

ノリヤは慌ててケータイを出し
「おぅ。受信するから。」
といい準備した。

そして、交換し終わり、ノリヤは私の頭をポンと叩き自転車に乗り
「メールするわぁ。それじゃぁ。バイバイな。」
と手を振り帰って行った。
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