彼と私と元カレ


「ゲホッ…バカ苦しいーやめろっ、スポーツマンっ」



「おまえもだろうがっ」



と、そこにネタがきて3人は鉄板にそれぞれ流し込む。



「俺ちょっとトイレ、大地俺のも見ててっ」



「おい、どんなワガママ野郎だっ」



「ははっ、よろしく〜」



そう言って羽山はトイレへ。



「ったく、あのバカっ」



「でも、本当仲良いね?2人」



「ただの腐れ縁だろ?」



「そんなことないと思うけど?」



すると紺野がヘラでネタを整えながら口を開く。



「…で、小澤は?」



「えっ?なにが?」



「好きなタイプ?」



「あー…」



「やっぱ…楠木先輩みたいな人?」



「えっ……うんと…分かんない、難しいね?タイプって…」



その時、理沙の鞄の中から携帯が鳴る。




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