彼と私と元カレ
理沙の言葉を聞いて、彩はにこーっとなる。
「じゃぁ、やっぱり浴衣だねっ」
「彩ちゃん…」
そして理沙は彩に浴衣を着させてもらうことに。
「綺麗な色だね?この浴衣」
「でしょ?淡い紫って理沙っぽいでしょ?」
「彩ちゃんの?」
「違うよ、プレゼントっ」
「え!?プレゼント?」
「そう」
「でも、誕生日とかじゃないのに悪いよ…」
「そんなことないよ、浴衣も喜んでるよ〜それに…」
「え…?」
「次の恋は上手く行って欲しいからさっ」
「彩ちゃん…」
理沙は思わずうるっとくる。