ゆりかご
「オレンジでいい?母さんがオレンジジュース常備してるから(笑)。」
「知ってる(笑)。」
こんな話題でさえ、翔矢との繋がりを感じずにはいられない。
何でもない会話でも、幸せいっぱいになってしまうあたし。
翔矢も、そうだといいな…。
「繭の制服、初めて見るかも。」
「恥ずかしいからそんなに見ないで。セーラー服だから中学生みたいでしょ?」
話しながら、オレンジジュースを飲むあたし達。
「そぉ?俺の学校がブレザーだから、何か新鮮だけど。」
「ほ、ほんと⁈」
あたしは…この制服が大っ嫌いで……雪乃の部屋で見たかわいい制服に嫉妬して…でも翔矢は、そんなあたしの気持ちを知ってか知らないでか、新鮮だと言ってくれた。
「ウソ言ってどーすんだよ。あ、DVD観る?借りてきたんだけど。」
「うんっ!」
あたし……。
「知ってる(笑)。」
こんな話題でさえ、翔矢との繋がりを感じずにはいられない。
何でもない会話でも、幸せいっぱいになってしまうあたし。
翔矢も、そうだといいな…。
「繭の制服、初めて見るかも。」
「恥ずかしいからそんなに見ないで。セーラー服だから中学生みたいでしょ?」
話しながら、オレンジジュースを飲むあたし達。
「そぉ?俺の学校がブレザーだから、何か新鮮だけど。」
「ほ、ほんと⁈」
あたしは…この制服が大っ嫌いで……雪乃の部屋で見たかわいい制服に嫉妬して…でも翔矢は、そんなあたしの気持ちを知ってか知らないでか、新鮮だと言ってくれた。
「ウソ言ってどーすんだよ。あ、DVD観る?借りてきたんだけど。」
「うんっ!」
あたし……。