ゆりかご
「え、オレ?」
不思議そうに自分を指差しながら、あたしを見るコータロー。
「ケンカっていうか…何だろう。あたしの彼氏、多分あたしの友達と浮気してるの。あたしが知らないと思って…見事に裏切られたカンジ?ゆうちゃんにとっては、あたしがその友達と同じ存在。昨日の、見られてたみたいで…。裏切り者だって、あたし。」
「…そうか。ごめん。」
コータローは、ポツリと言った。
「ゆうちゃんの事、考えてなかったな…。オレは清田さんの事が好きだからさ、ゆうちゃんに対して恋愛感情がない事は言ってきたから、ゆうちゃんも解ってくれてると思ってたんだけど。」
本人目の前にして、フツーに好きとか言わないでほしいんだけど…。
「相手があたしっていうのが問題なんだよ。友達だから。あたしはゆうちゃんの気持ちがわかるかも…友達に裏切られた……って気持ち…。」
話してて、また泣けてきた…。
「…彼氏のこと、まだ好きなんだね。」
不思議そうに自分を指差しながら、あたしを見るコータロー。
「ケンカっていうか…何だろう。あたしの彼氏、多分あたしの友達と浮気してるの。あたしが知らないと思って…見事に裏切られたカンジ?ゆうちゃんにとっては、あたしがその友達と同じ存在。昨日の、見られてたみたいで…。裏切り者だって、あたし。」
「…そうか。ごめん。」
コータローは、ポツリと言った。
「ゆうちゃんの事、考えてなかったな…。オレは清田さんの事が好きだからさ、ゆうちゃんに対して恋愛感情がない事は言ってきたから、ゆうちゃんも解ってくれてると思ってたんだけど。」
本人目の前にして、フツーに好きとか言わないでほしいんだけど…。
「相手があたしっていうのが問題なんだよ。友達だから。あたしはゆうちゃんの気持ちがわかるかも…友達に裏切られた……って気持ち…。」
話してて、また泣けてきた…。
「…彼氏のこと、まだ好きなんだね。」