不死人 闇の漂流者

道路工事の中年男

私はアルバイトで行った道路工事で不思議な男と知り合った

工事中の道路に車が、突っ込み、私の目の前で作業員が一人はね飛ばされた
私は直ぐに駆け寄り、状態を確認した
手足が変な方向に曲がっていて、とても動かせる様な状態ではなかった
見ていられないので目を背けて救急車を呼んだ、20分程で到着するそうだ
私は再びはねられた、男を見ようとした時
男の口から意外な言葉が囁かれた「痛てーな、俺じゃなかったら死んでるぜこりゃ」
私は「大丈夫なんですか？」と話しかけたら、不意に男は起き上がった、手足は折れてはいなかったが、血のあとは作業着にくっきり残っていた