Another Milk tea.




「海斗ー、泊まりにきた」


突然、玄関からうるさい声が聞こえてきたと思ったら…

陸がきた。



「何でお前は居るんだよ」


「何となく」



『何となく』って…


そんな理由で家に来るな!

けどそんな事を陸に言っても通じる訳が無い。

長い間付き合ってきたからわかる。


俺の部屋にはなぜか陸の分の布団が用意してある。

これは陸が持ち込んだもの。

服以外に布団まで…


こいつには敵わない…





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