Another Milk tea.




季節は夏の終わり――――



「あぁー!うっかばねぇー」


「陸、うるさい」


「だってしょうがねぇだろ?浮かばねぇもんは浮かばねぇんだから…」


「はっ?この間決まっただろ?」


「決まったけどさぁー」



この間、一応どの画にするか決まった。

決まったは、決まったんだけど…



……………納得しない。



何かいいのが無いかな…

こうなんか…


「まあ少し休め」



そう言って海斗はなぜか『ミルクティー』を出してくれた。


ミルクティー…


俺っていつも『レモンティー』だったような…






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